営業されない仕組みの裏側。なぜ私たちは営業しなくていいのか

「営業しません」と言うだけなら、簡単です。
でも、私たちが大切にしているのは、営業しないと約束することではありません。

本当に営業しなくても成立する仕組みを作ることです。

家づくりを考える人の多くは、住宅会社に問い合わせたあとに電話が来ることや、
何度も連絡が来ることに不安を感じています。

少し見たいだけ。
まだ相談するほどではない。
家族でゆっくり考えたい。

そう思っていても、一度情報を出したら、営業の流れに入ってしまうのではないか。
その不安があるから、家づくりの最初の一歩が重くなります。

だから私たちは、「営業しません」という言葉だけではなく、
営業しなくていい構造を作りました。

今回は、なぜ住宅会社は営業せざるを得ないのか。
そして、なぜ私たちは営業しなくてもいいのか。その裏側を、正直にお話しします。

ほとんどの住宅会社が営業する理由

住宅会社が営業すること自体が、悪いわけではありません。
家づくりは金額も大きく、決めることも多いため、
担当者が説明し、相談に乗り、提案することは必要です。

ただ、住宅会社が営業に力を入れる背景には、
ユーザーからは見えにくい構造があります。

それは、集客に大きな費用がかかっているということです。

住宅会社は、展示場、広告、イベント、ポータルサイト、チラシ、SNS、紹介施策など、さまざまな方法で
家づくりを考える人との接点を作っています。
その接点を作るためには、当然コストがかかります。

住宅会社の営業は、気合いや押し売りだけで生まれるものではありません。
集客にかかった費用を回収する必要があるため、営業が必要になる構造があります。

住宅会社の集客コストの実態

住宅会社にとって、家づくりを考えている人と出会うことは簡単ではありません。

展示場に出展するには費用がかかります。
ポータルサイトに掲載するにも費用がかかります。
広告を出すにも、イベントを開くにも、スタッフを配置するにも、すべてコストがかかります。

しかも、問い合わせや来場があったとしても、すべての人が契約するわけではありません。

まだ情報収集の段階の人もいます。
他社と比較している人もいます。
土地が決まっていない人もいます。
数年後に建てたいと考えている人もいます。

住宅会社側から見ると、たくさんの人と接点を持ち、その中から契約につながる人を
見つけていく必要があります。
つまり、1件の契約を得るまでには、多くの広告費や営業活動が必要になります。

この構造があるため、住宅会社は一度接点を持ったユーザーに対して、
できるだけ次の商談につなげたいと考えます。

それは会社として自然な動きです。

ただ、ユーザー側から見ると、「まだ考えたいだけなのに、営業されている」と
感じてしまうことがあります。

1来場あたりの獲得コスト

住宅会社は、1人に展示場へ来てもらうだけでもさまざまな費用をかけています。

広告を出す。
イベントを行う。
来場特典を用意する。
スタッフを配置する。
ポータルサイトや媒体に掲載する。

こうした費用をかけて、ようやく1件の来場や問い合わせが生まれます。
もちろん、来場した人全員が契約するわけではありません。

そのため、住宅会社から見ると、1件の契約に至るまでに、複数の来場や問い合わせ、
何度もの商談が必要になります。
このとき、来場者1人あたりにも実質的な獲得コストがかかっています。

だからこそ、住宅会社は来場した人に対して、
できるだけ詳しく話を聞きたいと考えます。

家づくりの時期。
予算。
土地の有無。
家族構成。
他に検討している会社。

こうした情報を確認しながら、次の打ち合わせや提案につなげようとします。
これは、住宅会社が費用をかけて集客している以上、ある意味では当然の流れです。

ただ、ユーザーにとっては、「少し見ただけなのに、次の話に進んでしまう」
と感じる原因にもなります。

だから営業せざるを得ない

住宅会社が営業するのは、単に売り込みたいからだけではありません。
集客に費用がかかっている以上、
その費用を回収しなければ会社として成り立ちません。

展示場に出る。
広告を出す。
イベントを開く。
営業スタッフを配置する。

これらの費用をかけているからこそ、
来場した人や問い合わせた人に対して、
できるだけ契約につなげようとする動きが生まれます。

つまり、営業は個人の担当者の問題だけではなく、
住宅会社のビジネス構造から生まれている面があります。

もちろん、すべての営業が悪いわけではありません。

丁寧に説明してくれる担当者もいます。
本当にユーザーのことを考えて提案してくれる人もいます。

ただ、会社として集客費をかけている以上、
「見込み客を逃したくない」という力が働きやすいのも事実です。

その結果、ユーザーは、
電話が来る。
何度も連絡が来る。
次の打ち合わせを提案される。
判断を急かされる。

そんな不安を感じやすくなります。

私たちが変えたいのは、ここです。
家づくりを考え始めたばかりの人が、
営業される不安で動けなくなる状態をなくしたいと思っています。

この章のまとめ

✓ 住宅会社は集客に大きなコストを
かけている
✓ その費用を回収するために営業が
必要になる
✓ この構造がユーザーへの営業不安を
生みやすい

私たちの収益構造は何が違うのか

私たちが「営業しません」と言える理由は、気持ちの問題ではありません。

仕組みの問題です。

私たちは、
掲載料や広告費をいただいて住宅会社を並べているわけではありません。
お金を払った会社を目立たせるためのサービスではありません。

だから、特定の住宅会社を無理におすすめする必要がありません。
ユーザーを急いでどこかの会社へ送る必要もありません。

私たちが大切にしているのは、
ユーザーが納得して次に進めるかどうかです。

営業しないためには、営業しなくても成立する収益構造が必要です。
私たちは、掲載料や広告費ではなく、ユーザーの納得を前提にした仕組みを作っています。

掲載料も広告費もいただかない

多くの媒体では、掲載する会社から
掲載料や広告費を受け取ることで運営されています。その仕組み自体が悪いわけではありません。

住宅会社が広告を出し、ユーザーが情報を見つけやすくなることには、
メリットもあります。

ただ、掲載料や広告費を受け取る仕組みでは、
お金を払っている会社が目立ちやすくなることがあります。

上位に表示される。
目立つ枠に出る。
特集として紹介される。
問い合わせ導線が強くなる。

ユーザーから見ると自然なおすすめに見えても、
実際には広告や掲載費が関係している場合があります。

私たちは、その形にはしていません。
住宅会社から掲載料や広告費をいただかないことで、
お金を払っている会社を優先して見せる必要がないようにしています。

もちろん、運営には費用がかかります。でも、その費用を掲載料や広告費でまかなうと、
ユーザーのための比較ではなく、掲載企業のための比較になりやすい。

だから私たちは、最初からその構造を選ばないようにしました。

成果報酬型とはどういう仕組みか

私たちは、成果報酬型の仕組みを取っています。

これは、ユーザーが住宅会社に興味を持ち、
納得して次に進んだ先で、一定の成果が生まれた場合に収益が発生する仕組みです。

大切なのは、
ユーザーが納得して進むことが前提だという点です。

掲載しているから目立たせる。
広告費をもらっているからおすすめする。
問い合わせを増やすために急かす。

そういう形ではありません。

ユーザーがまだ迷っているなら、無理に進める必要はありません。
まだ比較したいなら、比較すればいい。まだ相談したくないなら、相談しなくていい。

家づくりは、急がせて決めるものではありません。

だから私たちは、営業して次に進ませるのではなく、
情報を整理し、考えを整え、
必要なタイミングで住宅会社と出会えるようにしています。

成果報酬型というと、「結局、紹介したいだけではないのか」と
感じる人もいるかもしれません。

でも私たちにとって大事なのは、紹介することそのものではありません。
ユーザーが納得して進んだ結果として、良い出会いが生まれることです。

ユーザーが納得した時だけ収益が発生する

私たちの仕組みでは、
ユーザーが納得して次に進むことが大切です。

住宅会社に会うことを急かす必要はありません。
登録した人に電話をかける必要もありません。
まだ考えがまとまっていない人を、無理に相談へ進める必要もありません。

なぜなら、ユーザーが納得していない状態で進んでも、
良い家づくりにはつながりにくいからです。

住宅会社にとっても、気持ちが固まっていない人を無理に追いかけるより、
自分たちの価値に合う人と出会える方が意味があります。

ユーザーにとっても、営業される不安なく情報を見られる方が、
落ち着いて会社を選べます。

私たちにとっても、ユーザーが納得して前に進んだ結果として成果が生まれる方が、
長く信頼されるサービスになります。
つまり、私たちの利益は、ユーザーの納得と反対側にあるものではありません。

ユーザーが安心して考え、
必要なときにだけ次へ進み、
良い会社と出会うこと。

その流れの先に、私たちの収益があります。
だから、営業しなくていいのです。

この章のまとめ

✓ 掲載料も広告費もいただいていない
✓ 成果報酬型だから、営業で急かす
必要がない
✓ ユーザーが、納得して進むことが
私たちの利益につながる

「営業しない」ことでユーザーに何が変わるか

営業されない仕組みがあると、
ユーザーの家づくりの始め方が変わります。

これまで、家づくりを考え始めた人の中には、
問い合わせること自体に不安を感じる人が多くいました。

一度登録したら電話が来るのではないか。
資料請求したら営業されるのではないか。
まだ決めていないのに、話が進んでしまうのではないか。

そうした不安があると、本当は情報を見たいだけなのに、
最初の一歩を踏み出しにくくなります。

私たちは、その心理的なハードルを下げたいと思っています。

営業されないことで、家づくりの最初の一歩が軽くなります。自分のペースで見て、考えて、必要なときだけ相談できます。

登録後に電話が来ない安心感

登録したからといって、すぐに電話がかかってくるわけではありません。
少し見たいだけの人に、
いきなり営業電話をすることはありません。

まだ考えがまとまっていない人に、
住宅会社との面談を急かすこともありません。

家づくりを考え始めたばかりの段階では、
そもそも何を聞けばいいか分からないことがあります。

予算も決まっていない。
土地も決まっていない。
どんな会社が合うかも分からない。
家族の中でも考えがまとまっていない。

その状態で営業電話が来ると、
不安になったり、面倒に感じたりするのは自然なことです。

だから私たちは、
まず自分のペースで見られることを大切にしています。

登録後に電話が来ない。
必要以上にDMが来ない。
まだ相談したくない人を追いかけない。

それだけで、家づくりの入口はかなり安心しやすくなります。
「見たら営業されるかも」という不安がなくなると、
ユーザーは落ち着いて情報を見られます。

自分のペースで進められる

家づくりは、人によって進むスピードが違います。
すぐに建てたい人もいれば、半年後、1年後、数年後に考えたい人もいます。

土地探しから始める人もいます。
まずは予算感を知りたい人もいます。
住宅会社の違いを知りたいだけの人もいます。

それなのに、全員が同じペースで営業を受けると、
負担に感じてしまうことがあります。
私たちは、ユーザーが自分のペースで進められることを大切にしています。

気になる会社を見る。
家族で話す。
条件を整理する。
必要になったら相談する。
合いそうな会社があれば、次に進む。

この順番でいいと思っています。
家づくりは、急いで決めるほど良いものではありません。

自分たちの暮らしを考え、
お金のことを考え、
家族の希望をすり合わせながら、
少しずつ判断していくものです。

だからこそ、営業で急かすのではなく、考える時間を守ることが大切だと思っています。

判断を急かされない家探し

家づくりで怖いのは、
よく分からないまま判断してしまうことです。

「今月中ならお得です」
「早く決めないと土地がなくなります」
「他の方も検討しています」
「今日申し込めば条件が良くなります」

こうした言葉を聞くと、
今決めないと損をするように感じることがあります。

もちろん、本当に期限があるケースもあります。
土地や補助金、キャンペーンなど、タイミングが重要になる場面もあります。

ただ、それでも大切なのは、
ユーザーが納得して判断できているかどうかです。
焦った状態で決めると、あとから不安が残ります。

本当にこの会社でよかったのか。
予算は無理がなかったのか。
他の選択肢も見た方がよかったのではないか。

そんな後悔を減らすためには、判断を急かされない環境が必要です。
私たちは、家づくりを
「今すぐ決めるもの」ではなく、
「納得して選ぶもの」にしたいと思っています。

だから、営業されない仕組みにこだわっています。

この章のまとめ

✓ 登録後に電話やDMで
急かされない
✓ 自分のペースで情報を見て
考えられる
✓ 判断を急かされないことで、
納得して会社を選びやすい

SUUMOなどポータルサイトとの違い

SUUMOなどの住宅ポータルサイトは、
多くの住宅会社を一度に見られる便利なサービスです。
情報量が多く、会社を探す入口として使ったことがある人も多いと思います。

私たちも、ポータルサイトそのものを
否定したいわけではありません。

ただ、ポータルサイトと私たちでは、
収益構造とユーザー体験が大きく違います。

特に違うのは、
問い合わせたあとに誰から連絡が来るのか、
そして、何を目的にサービスが作られているのかです。

ポータルサイトとデジタル展示場では、収益構造が違います。構造が違うから、問い合わせ後の体験も変わります。

ポータルサイトの収益構造

一般的な住宅ポータルサイトは、
掲載している住宅会社から掲載料や広告費を受け取り、運営されていることが多いです。

住宅会社は、ユーザーに見つけてもらうために掲載します。
目立つ場所に出したり、問い合わせを増やしたりするために、広告費をかけることもあります。

この仕組みでは、ポータルサイトは住宅会社とユーザーをつなぐ入口になります。
ユーザーにとっては便利です。

一度に多くの会社を見られる。
条件で検索できる。
資料請求や問い合わせができる。

ただ、掲載料や広告費で成り立っている場合、住宅会社側の集客目的も強くなります。
つまり、ポータルサイトで問い合わせることは、
その住宅会社に対して「興味があります」と伝える行動でもあります。

その後、住宅会社から連絡が来るのは、仕組みとして自然な流れです。

問い合わせると電話が来る理由

ポータルサイトで資料請求や問い合わせをすると、その情報は住宅会社に届きます。
住宅会社から見ると、
それは大切な見込み客との接点です。

だから、電話やメールで連絡が入ることがあります。

詳しく話を聞きたい。
来場につなげたい。
次の相談に進んでもらいたい。
自社で建てる可能性を高めたい。

住宅会社としては自然な営業活動です。

ただ、ユーザー側からすると、
「資料が見たかっただけなのに」
「少し気になっただけなのに」
「こんなに早く電話が来ると思わなかった」
と感じることがあります。

これは、ポータルサイトが悪いというより、
問い合わせ先が住宅会社になる構造だから起きることです。

ユーザーが軽い気持ちで問い合わせても、住宅会社側では営業対象として扱われやすくなります。

このギャップが、
家づくりの最初の不安につながっていると私たちは考えています。

私たちとの構造的な違い

私たちは、掲載料や広告費をいただいて会社を並べているわけではありません。
そして、登録しただけで住宅会社から電話が来る仕組みでもありません。

まずは自宅で情報を見る。
会社ごとの特徴を知る。
自分たちの希望を整理する。
必要になったら相談する。
納得したら、合いそうな会社との出会いに進む。

この順番を大切にしています。
私たちは、住宅会社の代わりに営業したいわけではありません。
ユーザーを急いで送客したいわけでもありません。

家づくりを考える人が、
営業される不安なく情報を見られて、
自分たちのペースで考えられる状態を作りたい。

そのために、営業しなくても成立する仕組みを作っています。

ポータルサイトにはポータルサイトの良さがあります。
たくさんの情報を見られることは、大きなメリットです。

でも、営業されずにまず整理したい人。
住宅会社に会う前に、自分たちの考えを整えたい人。
中立に近い立場で、会社選びの入口を作りたい人。

そういう人には、このような仕組みが必要だと思っています。
「営業しません」は、綺麗事ではありません。
営業しなくても成立する構造を作ったから、そう言えます。

家づくりを、売る側の都合ではなく、選ぶ人のペースで始められるようにする。
それが、私たちがこの仕組みにこだわる理由です。

この章のまとめ

✓ ポータルサイトは、掲載料
広告費モデルが多い
✓ 問い合わせると住宅会社から
連絡が来ることが一般的
✓ 私たちは、成果報酬型で
営業しなくても成立する
構造を作っている

まずは営業されずに、住宅会社を見比べてみる

家づくりを始めるときに、いきなり営業を受ける必要はありません。

まずは、自分たちにどんな会社が合いそうか。
どんな家づくりをしたいのか。
何を大切にしたいのか。

営業されない状態で、落ち着いて整理することが大切です。
自分のペースで情報を見て、必要だと思ったときだけ次に進めます。

まだ具体的に相談する段階ではない方も、まずは安心して住宅会社を見比べてみてください。